なんか 砂をかけられた気分

2012年05月12日

かしこい大家さん こんにちは


市町村から この時期 送られてくる

固定資産税納付書

 

封をあけると 固定資産納付書とは別に

下記の手紙が 入っておりました。


市内に存在する空き家を有効活用して、移住定住を促進させ

地域の活性化をはかるために

ホームページを通じて 空き家情報を提供する

「空き家バンク」制度が立ち上がげるとの内容です。

市が 紹介しますから 空き家を登録してください

 

お客様を 市が紹介しますという内容です。


この行為は

私たち 民間からいわせていただくと

立派な宅地建物取引業です。

 

私たちは 宅地建物取引業を開業するために

宅地建物取引主任者試験をうけて合格を目指し

県知事の免許を取得して

毎年 講習をうけながら 

順法の精神で 営業をしております。

 

そして 当然ながら

仲介業務に関しては

最後まで責任を負わなければなりません。


でも この手紙

よ~く見ると ただし書きが書いてあります。


市が行うのは情報提供のみで

取引の仲介は行いませんとの但し書きが書かれております。

 

不動産業の仕事は

仲介が終わって 「はい おわり」ではありません。

特に 古い家になってくると

浄化槽から臭いがする、床がきしむ、テレビが映らない

等など クレームが多々あります。

多々とういうか ほぼ毎日がクレーム処理

その対応をするために

私たち 管理会社があるわけです


sou.jpg

特に

不動産トラブルで一番多いのは

退去時の問題です。これは 金銭問題に発展します。


次に 多いのが

修繕費の負担問題 これも金銭問題に発展します。


どれも 素人同士の話し合いで行うと

たいへんなトラブルになるケースばかりなのです。

プロの私たちでさえ 年に数回は遭遇するケースですから


確実に

トラブルが発生するのが 目に見えてます

 

でも この内容からすると

紹介はするけど

トラブルったら 相対でやってください ということですから

安かろう 悪かろう にならなければいいと思います。


この企画や紹介にも 多くの公費が費やされます。

民間事業者にできるサービスを

公費をつかって 行政が行うのはどうなのかな とも思います


地方交付金狙いの政策もわかりますが

「トラブルあっても 私たちには 関係ございません」

果たして通用するのでしょうか とても疑問です。

 






新しい記事へ<<  

なんか 砂をかけられた気分

  |  トップページに戻る  |  

タンク満タンゴルフコンペ 開催!!

  >>過去の記事へ
ブログランキングに登録しています。もしよかったら、ワンクリックお願いします。!

にほんブログ村 住まいブログ 土地・不動産へ  


鈴木正浩
すずきまさひろ

1961年5月5日生まれ

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学(MBA)修了。千葉県匝瑳(そうさ)市出身。
29歳で地元千葉において、不動産仲介会社を創業。現在は、アパート管理件数はダントツの2000戸を数える。
2009年12月、独自のノウハウを詰め込まれた著書、「25年間アパートの利回りが下がらない<<超裏技>>不動産投資術」を出版

facebook_icon twitter_icon


このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログランキング
にほんブログ村 住まいブログ 土地・不動産へ
8/17(水)20時開催!
オススメブログ
香港マイタン日記 HSBCお助け支店 海外FXお役立ちガイド
過去記事アーカイブ