一病息災
一病息災とは よく言ったものだ
一つくらいは 何か持病や病気があったほうが
自らの体に注意を払うので
かえって健康になる
54歳の自分を見つめなおす 良い時間が
このところ 訪れている
男子の平均健康寿命が 72歳からすれば
あと 20年弱か
いまの新築アパートの耐用年数よりも
自分の健康期間が少ないわけだが
いま 真剣に考えはじめているのは
不動産投資を加速するか
または 打ち止めにしておくか
ご存知 不動産投資をやり続けることは
資産は増えるものの
大金を手にすることなく
一生を終えてしまう
教育を施さなかった馬鹿な子供たちの
遺産相続の餌食になるのは あきらかだ
私も娘一人だからといって 安心はできず
どんな男と結婚するかどうかにもかかってくる
若いころは考えもしなかったが
よくよく冷静に考えてみると
確実に 私は
不動産の新築耐用年数以内で 体がおかしくなる
不動産は30年スパンで 考えて
行動しなければならないゆえ
いろいろ 考えさせられる 今日この頃だ
いま 5月の私の誕生日 以降
体のメンテナンス中
今更ながら 過去の暴飲暴食を反省しながら
家での晩酌をやめ ベビーラーメンもやめ
体重も5キロ落ちて
だいぶ 軽くなってきた
糖尿病になったわけではない
生きる死ぬとかの病気にかかったわけではない
しかし ここ最近 同年代の友人の死など
結構 重なったりして いささか 落ち込んでもいる
彼は がんの末期だった
本人の前では
医師からは 余命1年と言われそうだが
実は家族には 1か月もつかどうかの話で
言葉の通り 1か月で亡くなった
余命宣告を受けた彼の心境を思えば
私の軽い言葉では代弁できない
普通に元気な私たちが
それはきっと羨ましいとおもったに違いない
しかし 私たちは
普通に生きている ありがたさを忘れている
一病息災
癌を告知され 余命まで 告げられた人が
残り少ない 最後の時間を
生き生きと 生きている姿を時にテレビなどで 見るが
到底 私のようなメンタルでは
それは乗り越えることはできないだろう