佐野元春 35周年アニバーサリー
1981年 彼のライブを初めてみたのが新宿ルイード
なので 誰もより 長いファン歴と自負している
彼の35周年を祝い
少々 おセンチなブログ内容であるがお許しいただきたい
彼を初めてみたのが
さかのぼること1980年 19歳の時
その番組は いまでは 伝説となっている
TVK ファイティング80
宇崎竜童率いる
ダウン・タウン・ブギウギバンドの前座
蒲田電子工学院からの中継だった
サックス トランペット トロンボーンなどブラスを率いる
ロックバンド 佐野元春WITHハートランドの編成は
当時では稀有な存在
オーライ アンジェリーナ
ワン ツー ワン ツー
ダディ柴田のサックスで始まるアンジェリーナ
物凄い 衝撃をうけた
「真夜中の扉に足をかけて この街のノイズに乾杯
今夜はみんな きれいなスターダストキッズ
本当の真実がつかめるまで Carry on」
(スターダストキッズより)
つまらない 大人にはなりたくない
(ガラスのジェネレーションより)
いつかは誰でも 愛の謎が解けて
1人きりではいられなくなる
(サムディより)
アンジェリーナ
サムディ
スターダストキッズ
ガラスのジェネレーション
このころは 受験に失敗し 浪人するか否か
もう受験勉強はしたくないと
お先真っ暗な自分がいて
これでいいのかと悶々と
だらしなく暮らしていた 青春時代
こうした心境を うまく言葉では
言い表すことができずにいた時
彼の歌詞が 私の思いを代弁し
そして 彼の歌を歌うことで
今から思えば
勇気づけられた 元気をもらったというよりは
自らの現実を肯定してもらっていた
そのままでもいいのだよ
他にも同じ奴らがたくさんいるんだよ
なんて 勝手に解釈して
存在意義を求めていた
そして あれから 35年の月日が流れた記念ライブ
もう 何十回と 来た 佐野のライブであったが
この日は 生涯最高のパフォーマンスだ
佐野のMCより
サムデという曲があります
この曲を皆様が 見つけてくれたおかげで
いま こうして 舞台にたたさせていただいている
そして 皆さまも 今日まで たくさんの苦労を乗り越え
サバイブして
今日 このライブに来ていただいている
サバイバル そんな大げさな人生を送るほど
日々すごしてきたわけではないが
少なくとも 55歳になる今日まで
19歳の時聞いた ガラスのジェネレーションの歌詞の一部
「つまらない大人にはなりたくない」
これだけは いつも 唱えていた気がする
35周年 35曲 3時間半のライブが終わり
さりげない 佐野の演出に後から気が付き
終わりは始まり
佐野と同じように 私もリセットして
NEW AGE へ