どこで 打ったか
日本シリーズ ソフトバンクの優勝で終わった
MVPは 内川聖一
そのインタビューで 放った 言葉が忘れられない
ペナントレースでは
ヒットの数が多ければ
得点確率があがり
結果的に ヒット数が多ければ 勝利数が増えていく
しかし
短期決戦の 日本シリーズの場合は そうではない
内川 いわく
「ヒットを何本打ったかではなく
どこで(得点圏にランナーがいる時)打ったかなんだ」
私は 以前 マーケティングを研究したが
マーケティングを勉強している人からすれば
ヒット数は 勝利数に比例する
つまりは
見込み客数は 売上に 比例する と言い換えられる
私も 同じ考えで 社員に対して
売上を伸ばすことを考えるな!
見込み客を増やすことを考えよ!!と 日頃言っているが
しかし 内川選手が
どこで ヒットを打ったかが 大事なんだ!の言葉は
実は 成約数を上げるのは
見込み客の数ではないと
言っているようにも聞こえる
20年以上も続く不動産経営は
ある意味 ペナントレースであるが
考えてみると 不動産は唯一無二のものであり
その唯一無二の不動産を
お客様は 生涯一度か 二度の買い物をするわけである
そうなると こうしたワンチャンスをものにしなければ
私たちの 成約率は 上がらない
意識の問題になってはくるが
そうなると 不動産を成約を高めるには
実は 見込み客を増やすことよりも
むしろ 得点機会に
確実にヒットを打つ社員育成が大事であることがわかる
4番バッターは いらないが
そのかわり どの打順でも
チャンス時にヒットを打てる社員育成こそが
大事なのかなと 反省した次第だ
では こうしたバッターを育成するためにはどうしたらいいか
そうなると 話は終わらなくなる
これだけは 言えることは
社長以上に社員は育たない ということだけだ