質屋へ行ってきました

2014年06月04日

 

かしこい大家の皆様 こんにちは

鈴木正浩です

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先日

とある 事情があって

生まれて初めて 質屋へ行ってきました


行って おどろいたことは

質屋は 貸金業の上限金利 制限はなく 


保管量プラス金利で構成されている

質料として

 

年利109%まで 

月利9%

日利0.3%まで 


グレーゾーン金利をはるか上を行くことが

わかりました


ちなみに 私が行った質屋は

質入れした質草の保管量が

50万円以上の場合 月3%

50万円以下の場合 月5%


プラス 金利となっていました。


10万円借りたら

一年で利息だけで10万円を超えてきます


儲かっているのかは わかりませんが

いろいろ勉強になりました

 

では そんな高くても どうして利用者がいるのかと

考えてみると

一番のメリットは 流質しても

過去の利息の取り立てはしないということではないかと思っております

 

 

質屋さんの期限は3ヶ月間です。
3ヶ月以内に元金と利息を払えば、自分の手元に戻ります。
もちろん、3ヶ月丸々利用しなくても大丈夫です。あくまでも、流質期限が3ヶ月であって、その期間内でしたら営業時間内でいつでも取り出せます。1ヶ月の利用でしたら、3ヶ月分の利息が掛からず経済的です。

もし品物が不要な場合は期限後に流れます(流質)。
また、品物は手放したくないがお金が都合が付かない場合はそれまでの利息を収まれば期限を延長する事が出来ます。利息は後払いですので、お出しになる時や延長する時にお支払い頂きます。万が一、流質しても「お利息をお取り立てすること」は致しません。安心してご利用できますし、安全な金庫(蔵)に保管していますので心配はありません。

 

 


以下 質屋の言葉集を記します

 




質屋用語集♪

質屋をご利用するにあたって、聞き慣れない言葉が出てくるかもしれません。

主に使われる言葉をピックアップしてみました。お役に立てば...と思います。

質預かり(しちあずかり)・預け

品物を質屋に預ける事です。


質入れ(しちいれ)

質屋に品物を預けてお金を融資してもらうことです。


質受け(しちうけ)・受ける

元金+質料を支払い、預けている品物(質草)を返却してもらうことです。


質草(しちぐさ)

お金を借りる為に担保として質屋に預ける品物の事です。


質流れ(しちながれ)・流質(りゅうしち)・流れる

預けた品物の預かり期間が過ぎ、借りたお金と預けた期間分の質料を返金できなかった場合に品物の所有権が質屋に移る事です。質屋は基本的に流質のお知らせを致しません。お品物を手放したくない場合は期日をお忘れないようお気をつけください。


質札(しちふだ)

質契約の際にお客様にお渡しする証書です。お客様のお名前、元金や質料の金額、品物のお預かり期間などが書いてあります。お利息を支払われる時、品物を取りに来られる時に必要となります。再発行は出来ませんので、失くさないようにしてください。


質料(しちりょう)

質屋の利息のことです。質料には、貸したお金(元金)に対する利息だけではなく、品物の管理・保管料が含まれています。


元金(がんきん・もときん)

品物(質草)を担保に貸し出される金額のことです。

利上げ(りあげ)

お預かり期間は3ヶ月間ですが、それ以降質料(利息+保管料)を支払うことによって流質期限を延長する事です。 1ヵ月分の質料を払うと、1ヶ月期限延長、2ヶ月支払で2ヶ月延長となります

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鈴木正浩
すずきまさひろ

1961年5月5日生まれ

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学(MBA)修了。千葉県匝瑳(そうさ)市出身。
29歳で地元千葉において、不動産仲介会社を創業。現在は、アパート管理件数はダントツの2000戸を数える。
2009年12月、独自のノウハウを詰め込まれた著書、「25年間アパートの利回りが下がらない<<超裏技>>不動産投資術」を出版

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