ウサギとカメ

2011年05月04日

ウサギとカメの話

カメの勝利で 私たちはあきらめないことを学んだ

ウサギの負けで 自信過剰 思い上がり 油断大敵を学んだ

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冷静に かつ斜に構えて この話を分析すると

 

カメはやはり 負け!だ

 

本来は 陸上の競争ではなく 

お得意の泳ぎで勝負するべきだった

判断ミスだと

とへそ曲がりはいう

でも カメは決断はしたには 

きっと 理由があるだろう

 

そもそもウサギは 何故 途中で休んだのか?

それは カメと競争したからだろう

 

目前のカメだけに勝つことしか頭になかったウサギ

本来の目的である山に登ることを

目標にしていれば休むことはなかっただろうに

 

 じゃあ 何故 カメは勝てないレース出場を決断したのか?

それは

とにかく山に登ろう!と山に登ることを目標にしたからである

 

これは 後付けの理由でだいぶ苦しいが

 カメはウサギに初めからレースで勝つつもりはなく

山に登って まだ見ぬ山頂の景色をきっとみたかったからだ

と勝手に想像する

 

何故 こんな話をしたかと言えば

先日 6歳になる娘から 質問があった

「なんで 勝てないのにカメは競争したの?」

突然言われて 答に窮した

 

カメは山へ登ること

ウサギはカメに勝つこと

 

この違いを子供へ教えるには

カメ同志 ウサギ同志で勝負していたほうが

わかりやすかった

 

よく 考えると

私も競争もしていない相手にライバル視されたり

心の中で あの会社には負けない!と勝手にライバル視したりと

人間の性 丸出しの 若かりし時代があった

 

カメがウサギと

競争するかどうかの判断と決断

 

幼い子供は左右迷いながら 判断する

しかし 決断は子供にはできない 

決断は 迷いながらするものではないので

ここぞという決断をするためには

 

普段から

いろいろ失敗して学び 

親の考えをまねたりして

子供は成長していく

だから 親父は決断力が求められる

 

 

 

いよいよ天命を知る50が目前

人生振り返った時

 

あきらめないカメの時期と

慢心ウサギの時期があった

競争にあけくれて 何のために競っていたのか

いまとなっては 笑い話だ

 

これからは 不得意なものにはチャレンジせず

得意なものをどんどん伸ばしていこうと思う

そして

いろんな人たちに

利益を与えられたら いいと思っている

 

経営でも

まずはじめに 人に利益を与えないかぎり

自分に利益はないと悟ると

なにごとも うまくいくことがわかった

 

ウサギとカメ

カメは寝ているウサギを起こして

一緒に 山に登ろう!!

といえば なおよかった

 

きっと 30、40のころには言えなかっただろう

50になると もはや競争はいらない

売り方、稼ぎ方を知っていれば

あとは判断と決断 そして限度の問題

 

大学で 学生たちが 真剣に聞いてくれたあの時間

私は とても やりがいを感じ そして 充実感で満たされた

 

四季を知り 道理を知り ルールを知り 

いまこそ この身が

どんなかたちにせよ国や社会に貢献できるか

誕生日を前に

真剣におもう 今日この頃である

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鈴木正浩
すずきまさひろ

1961年5月5日生まれ

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学(MBA)修了。千葉県匝瑳(そうさ)市出身。
29歳で地元千葉において、不動産仲介会社を創業。現在は、アパート管理件数はダントツの2000戸を数える。
2009年12月、独自のノウハウを詰め込まれた著書、「25年間アパートの利回りが下がらない<<超裏技>>不動産投資術」を出版

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