馬鹿な俺!
かしこい大家さん こんにちは
香港にただいま到着しました
気温31度 湿気70%でムシムシしてます
昨日は、とんでも事件が起こりました。
間抜け そのものです。
事件とは
先週の9日 千葉地方裁判所の開札が行われました。
私もブログ上で、入れた4本が全部駄目だったと皆さんに報告しました。
しかし、
今日 競売保証金の返還金が
3件しか振り込まれていないことに気がつき
「あれ 1件分の保証金が振り込まれていないな」
と何やら不安が芽生えはじめて・・
すぐに パソコンの開き、
sikkou 千葉地方裁判所 開札結果9日開札分をのぞいてみると
なんと、私が落札しているではありませんか!
東京にいた私は、
あわてて、落札した千葉県に出向きました
お恥ずかしことに すでに開札から1週間が経過しております
実は、あんまりブログで書くと 私の本を買ってくれた
読者の方に怒られそうですが、
(本では偉そうに現場を見て、15年分の修繕費を見積もりなさいと言っている)
今回落札した物件は、
忙しくて現場に行っていません ハイ
そう、全く 現場を見ないで入札してしまいました
(大バカ者)
ですので、あわてて千葉に帰っても
地図がないものですから、
やむを得ず、途中 知りあいの不動産屋から、地図をコピーしてもらい
住所便りに やっとの思いで現場へ到着したのが、夕方
今回落札した競売物件をまとめてみますと
落札金額は約600万円で6件の入札者
諸経費が約50万円かかります。
原価650万円 です
昭和61年築100㎡の家と
平成8年築の110㎡の家
敷地内になんと2棟建っている物件です
早速、おそるおそると 立ち退き交渉
しかし、先方より
「このまま 6万円で貸してもらえないか」との依頼が・・
私は、即答でOKを出しました。
何故かというと、
修繕費やリフォーム代金、ゴミ撤去代が
全くかからないからです
当然、
賃貸借契約書締結時の特約条件には
「入居中の修繕費はすべて借主が支払う」条文を付帯
私は表面利回りが好きではありませんが、
一応 読者様の目安として記すなら
修繕義務なしでの11%はまあまあでしょうか
最低でも5年は借りたいとおっしゃっていましたので
10年でもとが取れることでしょう
仮に5年で退去した場合には(回収率55%)のシュミレーションは
650万円(購入価格)-360(回収金額)=290(未回収金額)
もし、2棟とも売却を検討した場合
290+180万円(平成の家のリフォーム費用)+150万円(昭和の家のリフォーム)=620万円
諸経費ほか30万円をプラスして
原価 650万円
平成8年築の家の売却価格は、800万円
800万円-650万円=150万円
販売手数料がかかりますから、手取りで約100万円の利益でしょうかね
さて、ここからがおいしいところです
100万円の利益をいただきながら、
古い家は リフォーム後の賃貸にします
5万円で貸せます
そうです タダで一棟残ったことになります
5年後 退去した場合のシュミレーション
そのまま入居者に住んでもらえば
修繕費が全くかからないメリットを享受することがキモ
5年後に退出して場合には、1棟を売却 1棟を賃貸に回す
そして、賃貸した家は、原価ゼロというわけです。
この計算には、金利や賃貸中の固定資産税などは入っておりませんが、
それも中古を売った100万円の利益相殺として考えれば
なんとも お得な物件でした
ホント、入札物件を現地に見に行かず、開札も忘れ
かしこい大家さんは ぜったいに真似をしてはいけません
この話にも、オチがチャンとご用意してます
そのあと、ちなみに次順位の金額を聞いたら、
私が150万円
もぶっちぎりだったそうです。
1円でも負けは負け、150万円オーバーでも勝ちは勝ち
なんとも 複雑な気持ちです
馬鹿な俺!