金持ちが逃げていく!
2010年02月20日
時事通信より
直人副総理兼財務相は19日の衆院財務金融委員会で、所得税の在り方について「日本ではこの10年間で最高税率が下がってきた。その見直しも含めて政府税制調査会で検討したい」と述べ、高額所得者に対する課税強化のため最高税率の引き上げを検討する方針を示した。共産党の佐々木憲昭氏への答弁。
所得税の最高税率引き上げに対しては、鳩山由紀夫首相が共産党の志位和夫委員長との会談で前向きな考えを表明。菅財務相も同委員会で「現在の所得税では(所得の)再配分機能が低下している」との問題意識を示した。1986年には70%だった所得税の最高税率は段階的に引き下げられ、現在40%となっている。
昔、世界の王貞治さんが現役の時に言っていたことを思い出した。
「所得税と地方税入れて、90%は税金だ」 と。
世界のホームラン王の王さんの現役時代はたしか6000万円くらいだった。
とすると、5400万円は税金なので、600万円で暮らしていたということか?
現実的にいえば、日本人の1800万円超の所得の人は、仮に5000万円稼いでも500万円しか残らない計算になる。
1億円の年収でも1000万円が手取りだ。
香港では所得税が15%だ。
年収600万円の人の手取りが500万円なので、
日本の年収5000万円の人と、香港で年収600万円の人は同じ生活水準ということになる。
笑いがこみ上げる。
馬鹿じゃないか!
金持ちはそれなりに、頭を使い、勉強をし、家族を犠牲にし、土日さえ休まず、一生懸命働いた結果だ!
金持ちから税金を取りたい気持ちはわかるが、これじゃ金持ちは間違いなく、
海外脱出する。
そしたら、金持ちが一人で払う分を、何人の国民でフォローするんだ。