ノーカットはスウェーデン ①
2010年01月06日
悪ガキ時代のお話を。
僕の同級生に、48歳にもなって、「スウェーデン」とあだ名で呼ばれている男がいる。
この男、2月3日生まれだからといって、親から二三男(ふみお)と適当に名前を付けられた影響で、本当に頭のネジが2,3本外れている。
中学の多感な時期、よくHな本手に入れたりすると、みんなで家にあつまって、親に見つからないように、よく遊んだもんだ。
ある日、二三男がスウェーデンから完全ノーカット版の本を入手し、悪ガキ中学生でみんなで鑑賞した。
二三男は興奮して「おれは将来、スウェーデン住む、スウェーデン!スウェーデン!」と大騒ぎをしていた。
1975年14歳の夏、野球しか遊びがない時代だ。
僕はセカンド、二三男はキャッチャーで野球の試合をしているときにその出来事は起きた。
相手ランナー2塁で僕達が守りの時だった。
打った打者の球は、セカンドの僕の間を抜けてライトにころがった。
足の速い2塁ランナーは全力で3塁をまわり、ホームへ突進。
そして、事件が起きた。