不動産は唯一無二のもの
かしこい大家のみなさま こんにちは
鈴木正浩です
2011年 東日本大震災において
私の地元 千葉県旭市は
津波によって 死者14名 行方不明者2名
全壊 大規模損壊770世帯を含む2536世帯の家が
損壊いたしました
私も 2010年に 完成したばかりの 新築貸家2棟が
津波によって 壊滅的な被害をうけ
ゴミと借金が 残ったことは いまでも忘れません
この時の 銀行は 全く容赦なく
返済繰り延べの言葉さえ
かけて もらえませんでした
地震以降
一日でも早い復興を!!
自分にできることで
復興への具体的な方法は
やはり 住宅供給しか おもいつきませんでした
それも
津波被害で甚大な海のそばに
建築することです
一日も早い
風評被害を払しょくする願いもあったでしょう
不動産仲間やスタッフからは 私の考えには 反対でした
しかし
私の好きな言葉
「人のゆく 裏に道あり 華の山」 のごとく
ぶれず 群れず
自らの考えに 責任をもつ 決断いたしました。
このとき 真剣に反対してくれた
盟友たちには 今でも 感謝しております
全室オーシャンフロントアパート
「レイニープローズ」という
6世帯のアパートは いまでも私の誇り高き アパートです
私が嬉しかったことは
住んでいる人が 選んだ理由として
津波が怖いとか 地震がきたらどうしよう とかの認識ではなく
本当に海がすき 旭の町が好き とう理由でした
その後 この被害エリアを中心に
中古戸建を 買い続け
リノベーションやリフォームを繰り返しました
今年の
4月には 内覧会を 開催しました
タンク満タンのメンバーに皆様には
たくさん お越しいただいたと思います。
おかげさまで すぐに完売しましたが
先日 引き渡したお客様から
連絡がありまして
こんな素晴らしい住宅を紹介してくださり
ありがとうございました とのことでした。
ここも 地震被災地です
いかがでしょう
さらに 私の知人が
東日本大震災の津波をかぶり
以後 未入居であった 2世帯のアパートを
取得しました
夏でしたので
名前は アロハで決定しましたが
この名前のセンスはともかくとして
これは もろに 津波がかぶった アパートで
若干 家が傾いてもおりますが
まったく 入居には問題なく
決めることができました
実は 私が ここで 言いたいことは
表題のとおり
不動産は唯一無二のもの であるということです
多数の人に 好きになってもらわなくてもいい
たった 一人の人に 気に入ってもらうだけでいいのです
ならば どうしたら良いのかという答えには
設備や仕様に 自己満足しないことです
ここでは お客様にも 多少の手直しをしてもらう
スペースを設けることにしました
自由に変えてもってもOKなスペースです
先日 Kenさんのデコ壁のご紹介をしましたが
まさに あれ一つだけで
入居率は 一気に 高まり
客層が 変わったりします
この続きはまた 後述いたします