空間 高さ そしてカーテン
かしこい大家の皆さま こんにちは
鈴木正浩です
写真のアパートは
いまから 約10年前に
千葉県匝瑳市(そうさし)にある
八日市場駅前において
建築をした アパートです
8世帯の1LDKロフト付のこのアパートの特徴は
ご覧のように 部屋からは 一切 外が見えない
牢獄 監獄のような アパートにもかかわらず(失礼)
この10年間 ほとんど 空室がない
私の持ち物の中では
お客様の定着性が一番高いアパートです
1LDKになると
平均18か月での退室になりますが
かなりの優等生アパートです
この斬新な設計は
高安先生は 千葉県旭市出身で
高木さんの同級生で 彼から ご紹介をうけました
当時は 私から見れば
後輩のような感覚でしたが
今や マスコミや雑誌 大学講師まで
各方面で 活躍されていて
国民 ほぼ全員が知っている
ロックstarの方のスタジオなどを手掛け以降
かなり 設計料も跳ね上がってしまいました 笑
話は戻しますが
この斬新極まりない 間取りの特徴といえば
高さと空間
この 高さと空間の利用方法は
入居者によって 違います
壁面に映画を映しだしながら 鑑賞する人
ソフビのボールで キャッチボールをする人
逆立ちして エクササイズをする人
上記のように 椅子しか置かない人
千差万別 人それぞれ 違った楽しまれかたを
していたようです
そして 最後に
高安先生から このアパートに対する
絶対的な条件として 出されたのが
窓のカーテンを統一することでした
ご覧のように パープルのカーテンで
8所帯 見える窓すべてが この色で統一されています
私は タンク満タン会の皆様に
一度 先生をご紹介したいなと思っております
ものすごい 斬新な間取りを考えてくれることでしょう
機会があったら また 告知させていただきます
先生は 浅草が本拠地ですので
捕鯨船のモツを食べながら と考えてます
とは 言ったものの
まだ ご本人に 承諾はもらっておりません
たぶん お酒好きなんで 大丈夫と思いますが