競売落札
この間まで 赤ん坊だとおもっていた娘も
身長が140センチを超え
体重も 36キロに
これまで
私の言うことを ちゃんと聞いていた娘も
最近では コントロールがきかない
娘の部屋に入るにも
ノックをしなければ ならず
まだ 一緒に お風呂には 入ってくれるものの
体が おおきくなり 二人一緒だと
お湯が 溢れ出して
浴槽のお湯がなくなるので
最近は 時間差5分をもうけて
入るようにしている
そのお風呂場で
昨日 娘から
パソコンを買ってほしい とせがまれた
聞けば
来月 小学校4年生になるので
パソコンの授業が始まるという
ということは
そろそろ 私の名前が 検索される
つまりは 家庭崩壊のカウントダウンが近づいている
ないでは ないか!!と 反省した次第だ
だから これからは 真面目な ことしか 書かない
と 誓った次第だ
先月 やっと 競売を 1つ 落札した
最低入札価格 100万円のところ 260万円
札数 10本 での勝ち抜きは
久しぶりの快勝である
場所は 千葉県 某市
海が近い リゾート地
土地面積は 43坪 建坪23坪の小物であるが
寄棟のしっかりした 木造住宅である
築年数は 18年といったところだ
手続期日が 3月19日に指定されたが
相変わらずの お役所さん
そんな ノンビリと 待っているわけにはいかず
裁判所に連絡して 2月27日に完了した
翌朝 カギ屋に 既存のカギをぶっこわしてもらい
部屋に入ってみると
ほとんど 手入れのいらない
きれいな 物件で驚いた
若干の補修で そのまま 5万円で貸せる代物であるが
いま これを どう料理するかで
非常に迷っている
約25万円の補修で 賃貸に回すか
約170万円をかけて 完全リフォームにして
売却するか
SWOT分析にかけてみると
強みは 二階から海が見える眺望
弱みは 海が近い 小学校が 遠い
機会は 温泉 サーファーのポイント 街のイベント
脅威は 地震などの天災、塩害、
SWOTの内容の一部
主要な部分を抜粋してみた
私は 不動産を購入、売却する時
特に 売却時には
このような SWOT分析をするように心がけている
海の素晴らし眺望が
時には 弱みにもなり
脅威にもなる
販売時の勝負の決め手は
お客様との 会話の中で
その方が 不動産購入時に
どのような プライオリティを もっているかを探ることである
これを早く見つけ出し
それに 見合った情報の提供こそが すべてである
しかし 物件が 一つしかなく
どうしても これを決め打ちしなければならない場合も時にはある
その時こそ
この SWOTの 弱み と 脅威に対して
いかにして それ以上の 言葉を切り返すことできるかが
勝負の分かれ目である
海の眺望ばかりを 営業トークで使っていると
お客様から 「天災が 怖い」
と ポツリ 言われる
「美しい景色だが 天災が怖い」
こうした 強みばかりを強調した 営業は
時に 諸刃の剣となる場合がある
眺望よりも 天災や塩害被害を 懸念する人に
この物件の良さを さらに どう説明をすれば いいのか
いろいろ 考えていくと
売却する価格を700万円以下に抑えることで
価格のメリットの方が 天災より上回ることが わかってきた
その場合 売却益は 250万円
一方 賃貸で貸せば
年間60万円で 20年の生涯収入が見込める
取得費と20年もたせる修繕費など
総額430万円が 取得費として かかるだろう
仮に 固定資産税、空室率10% 解体費を計上して
生涯収入 550万円
これに土地売却がのって600万円
ざっくりであるが
賃貸の場合でも 売却の場合でも
真水で残る利益は
そうは かわらない
一発勝負か 20年じっくりか
さて どちらの選択がいいやら 迷っている次第だ