いよいよ相続税改正
2014年12月30日
来年1月1日から相続税が増税される。
遺産への課税額を減らす基礎控除の縮小により、
特に地価が高い都市部の一戸建てを相続する場合、
これまで相続税とは無縁と思っていた人も
納税を求められるケースが増え
相続財産から差し引く基礎控除は今回、4割も縮小される。
これまでは1000万円に法定相続人の人数を掛け
5000万円を加えた額だったが、
1月からは600万円に法定相続人の人数を掛けて
3000万円を加算した額になる。
これによって
2015年からは利回りを度外視した不動産投資が 始まる
まずは 現金を持っている人から 動き出し
一巡したら 今度は 借金しながら 相続税対策を行う人たちが動く
l今度の改正によって
高級住宅地に家をもっているだけで その対象となる可能性がある
二重課税の相続税は 諸外国からすれば 信じられない税金だが
さらに 追い討ちをかける 厳しい改正によって
不動産市況が動き出すいう皮肉
特に マンションは 実勢価格と想像税評価額との差が 70%もあり
この差異を使った手法が
相続税対策のメインとなるであろう
立地のいいマンションんは 高嶺の花となる2015年が来る