ソニー不動産
2014年11月18日
あの SONYが
不動産事業を立ち上げた
ソニー不動産株式会社
社長の西山氏とは
この事業を立ち上げる前に
少しお話をする機会があり
まさに その時 熱心にお話されていた通りの
事業コンセプトである
手数料は 両手から とることはしない!!
これは どういうことかといえば
例えば
一億円のマンションを仲介した場合
私たち 不動産業者の手数料は
売買金額に対して 3%+6万円が請求権が発生する
通常は 売主の代理と 買主の代理が
それぞれ 同額を請求できるわけだが
日本の場合 欧米と違って 大変 特殊であり
売主 買主の 双方の代理が認められるため
マックス 6%+12万円の手数料を得ることができる
金額でいえば
612万円(税別)だ
そもそも
不動産の代理人が 売主 買主 双方と兼務できること自体
とても おかしな話である
大リーグのイチローの代理人が
本来 年俸交渉するヤンキースの代理人も
兼務していると一緒であるからだ
高く不動産を売ってほしい売主と
安く買いたい買主
これは
あきらかに利益相反である
なので よく 不動産取引で
いよいよクロージングするときに
よく 私たちが 売主や買主に発する言葉
「あいだをとって○○万円でどうでしょう」はお約束である
この悪しき慣習に目を付けたのが
西山社長である
おそらく 不動産業界からは
いろいろ厳しいことを言われると思うが
是非 信念を貫き 私たちの不動産業界に
新しい風穴をあけてほしいと 切に願うばかりだ