伊勢神宮参拝記⑤ 荒祭宮、風日祈宮
かしこい大家さん こんにちは
伊勢神宮参拝記 第5弾です
馬っ気の話から 一転して
真面目な お話をさせていただきます
神明造の建物をみながら
私たち12名 一行は
城内にある2つの別宮へ向かいました
まず 最初は
⑩荒祭宮(あらまつりのみや)です。
この御宮は
皇大神宮(正宮)の第一別宮であります。
天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)
を御祭申し上げている
内宮の10ある別宮のうち
もっとも尊い第一別宮です
正宮で感謝を申し上げた後
この御宮で 願い事をする人が多いと聞いております。
そういう私も
おもいっきり 数えられないくらいの お願いを
してまいりました。
祈念祭、神嘗祭(しんなめさい)、
新嘗祭(にいなめさい)等
奉幣の儀の祭典は
正宮につづいて 執り行われる他
神御衣祭(かんみそさい)が行われます。
※
祈念祭とは 五穀豊穣と国の繁栄を祈り、
皇室から遣わされた勅使とともに奉幣の儀が行われます
神嘗祭とは 自然の恵みに感謝して
その年に収穫した穀物をお供えする儀式です
新嘗祭とは 勤労感謝の日に
その年の収穫を感謝します。
天皇陛下の勅使から捧げものを奉り厳かに行われます
神御衣祭とは 毎年5月、10月におこなわれます
いわゆる「神様の衣替え」です。
続いて 私たちは
風日祈橋(かざひのみのみやばし)を渡り
⑪ヒノキ造りの風日祈宮(かざひのみのみや)を参拝しました。
この橋は
宇治橋や表参道火除橋とともに
式年遷宮の一環として
20年に一度新しくされ
私たちが渡った橋も
平成22年に架け替えられました
風日祈宮は、風の神
級長津彦命(しなつひこのみこと)と
級長戸部命(しなとべのみこと)を
お祭り申し上げております。
農業に深い関係のある風、雨が
順調でありますようにと
みなさま お祈りするそうです。
ただ その昔は
風神社と呼ばれ
元寇(げんこう)襲来の際
神風を吹かせて国難を救った事で
別宮になったそうです
私としては
風の神様とお聞きし
大変珍しい神様でしたので
無の心で
自らに 問いかけ
どんな言葉が 自然にでてくるかとおもってましたら
近頃 我が国の海域で
国益を犯すようなゴキブリ船が
ウロウロしているようでしたので
おもいっきり 風を吹いていただきたいことを
心より
お願い申し上げてまいりました。
これまでの参拝は 11所
さあ これから私たちは
本日のメインイベント
内宮 神楽殿へむかい
御神楽をあげて
神様のご加護をお祈りします
~ つづく~