「絆」 名人相馬謙一 その2
かしこい大家さん こんにちは
昨日に引き続き 名人 相馬の料理を書くことにする
下記写真は
名人 相馬が 誇らしげに
福井産 松葉ガニを 披露
今夜は 一人一ぱい 使うそうだ
身がたっぷりのカニのツメは
焼きとボイルで出品
カニの足は
ボイルしたもの、焼いたもの、氷でしめたもの3種類 で出品
カニ本体は
二つに割って
焼きとボイルで各1個づつで出品
下記写真 ご覧のように
カニの甲羅に 虫がくっついているようにみえるが
このブツブツの数が多ければ多い程 味がいいという
こちらのカニは 13年ものだそうだ
相馬が言うから みんなうなずいたが
わたしは カニの甲羅に年輪でもあるのかな?
と やや斜に構えて言ってやろうと思ったが
怖くて 言える 雰囲気ではなかった
カニを買う時は
ちゃんと 名札がついているものを買いましょう!!
下記写真は
相馬名人が カウンターの陣取るうるさい客に対して
カニのおいしい食べ方をレクチャーしているところ
スタートの19:30 から 逆算して 2時間前から
氷水にしたしてある ボイルされた 足の身
どうですか
この美しさ!!
塩をかるく ふりかけるだけの
素材そのままの味を追及する
何時間前から きれいに 仕込みをされた カニの足も
一瞬で 口の中に 消えていく
上記 写真のカニを食べた感想は
なんて 甘いんだろう!!
なにも手を加えていないこの味こそ
相馬が 追及する 素材そのままを生かす そのものだ
俺はいままで なんの どんな カニを食べてきたのだろうかと
恥ずかしくなる
つけだしで ふぐのにこごり
そのあと 九州から 届いたばかりの ふぐのお刺身を
やすおかねぎ=小倉ねぎを一本ずつ 巻きながら食べる
小倉ねぎを使っている料亭は 他にはないだろう
カニの料理が出来る前に
前さい、付け出しとして
そばどうふ、にこごり、ふぐさしが出品
4点目に
カジキマグロが特別サービスされた
このマグロは鹿児島産だそうで
いわゆる つきんぼう で 仕留めた魚である
つきんぼう とは
船から 槍のような棒で マグロ之頭をめがけて刺していく漁
その味は 絶品でございました。
上記写真は
ご存知 ボラの卵巣を塩漬けした
カラスミをしこみ最中
下記写真は
手前が 本年度産
色が黒いのが 昨年産
カラスミ どっちがおいしいと思いますか?
カウンター9人 全員が
昨年産[黒い色)と 答えました
はやり 寝かした方が うまみが増すんですね
なまこ です
本来 なまこなんて 硬くてたべにくいが
番茶でゆでる事で 一気にやわらかくなり
歯が弱い方でも 十分に食べる事ができる
番茶でやるのよ と しっかり 教えられた
上記写真は 珍味中の珍味
絶対 日本酒!
なまこの バチコといいまして
ナマコ[メス)の卵巣と 腸のわたを組み合わせたもの
こんな 肴は 相馬しか 出してくれないだろう