人のゆく裏に道あり華の山
それにしても 大家業は キリがない
いつ 終わりにしたらいいか 判断がつかず
大成功したとも思っていないし
大金を手にしたとも感じていない
所有物件は ものすごく 増えたが
同じく 出費も増え
借金も 過去最高だ
いったい どのくらい ふやせば気が済むのか
自問自答しながら
54歳という 自らの年齢を省みる
不動産を購入する場合には
安くていい物件は ない
私の本を読んでくれた読者様なら
理解してくださっているとおもうが
電話営業でひっかかるのは ワンルームの若い世代
金がなく ほぼ オーバーローンを組まされて
「初年度は赤字で還付をうけますよ」で
だいたい ひっかかる
年収のよい方は もっと簡単で
こういう人たちは 自ら 電話かメールをして
問い合わせをしてしまう
30年家賃保証などは 論外である
ほぼ みな 不動産屋や建設業者から
買わされている
購入時の値引きも交渉も
成功したと 思ってはいけない
相手の想定内でおさまっているハズだ
収支の計算は 誰だってできる
利回りで アパート経営は はかれない真実
利回りの矛盾
築年数が古ければ 利回りは高いし
浅ければ 低くなる
そんな利回り あてにはできない
出費は 築年数が古い方が
多いに決まっている
そうなると 何を買っていいか
わからなくなるが
一つだけ ポイントを言えば
私の知る 成功大家は
修繕コストのほどんどが
予防修繕をしている
治療修繕は ほとんどない
説明するまでもなく
予防と治療とでは
病気と一緒で
壊れて治す修繕の方が 金がかかる
本当の勝利である 生涯収入の成果は
結局のところ
大家引退後でないと わからないが
修繕費の取り扱い方次第で
成功 不成功の 分かれ道だることは間違いない
入居率、修繕、税金、管理 すべて 絡みながらの
アパート経営は
ぜったいに片手間ではできない
また、
安くて 良い物件は 絶対にインターネットには 載らない
アットホームにも載らない
売れる物件は カタログを作る前に 売却される
そう これが 不動産屋の真の現実
では どうしたら 安くて良い物件が仕入れられるのかは
ああ 結局 自画自賛の宣伝か
上記の ホラ話が書いてある拙著も今は
30円で 売っている
そのくらいの価値のある本
この夏に 是非 ご一読を!!自虐をこめて