当たりとハズレ
私の愛馬は たった2頭
ブラックエミオ号
レイニーアプローズ号という馬である
ブラックエミオは 100%
私の持ち分であるが
レイニーアプローズ号は
社台オーナーズクラブで
吉田代表らと持ち分をわけあい
私は そのうち 10分の一 をもっている
実は 馬主資格は
1年間 馬を所有しなかったら
原則 はく奪されてしまう
ここ十数年
景気の後退が続き
資格のハードルが下がったにもかかわらず
馬主資格者がどんどん 減り続けている
馬一頭あたり
維持費として月額60万円はかかるので
これが 実は 大きなネックである
そんな大金 払うんだったら
月額30万円で 愛人さんを二人囲った方がいい!と
旦那衆から 聞こえてきそうだが
まさに 競馬はロマン
私は馬券は ほとんど 買わず
1レース 2千円と決めている
自分がどんなボロ車に乗ろうが
贅沢をせずに 切りつめてまでも
いまのステージを維持することこそ
仕事のモチベーションであり
みなさんと 楽しく 学び過ごせる源であると考える
すでに 身の丈はすでに超えている
実は
あと1頭をもつことを考えているが
もし 走らなければ おそらく
確実に破産する
ここも 退路をたって
ロマン追及のために
大きな 賭けにでるぞ!!
さて 話は 戻すが
この10分の一という持ち分は
とても重要なことである
それは JRAの規則で
馬主資格維持するためには
最低10分の一以上の持ち分があれば
維持することができるのである
すると 頭のいい
商魂たくましい 社台グループは
資格維持のための商品を提供
エモーショルに語れば
馬主分散投資型商品として
売り出したのだ
何百万 何千万で馬を一頭まるまる買って
走らないよりは
10分の一の持ち分で
10頭の馬を走らせた方が
確実だというのが
このクラブの売りであるのだ
共同馬主とはいえ
勝った時の口どりや馬主席の優待もある
オフフェーヴルやジェンティルドンナも
実は みんな こうした持ち分で所有している
さて 2014年度がスタートし
正月競馬は 例年のごとく
たくさんの登録があった
愛馬 ブラックエミオ号は
当初予定していた11日のレースが抽選でハズレ
仕方なく 13日第三レースにまわり
初ダートで勝負をかける
一方 レイニーアプローズ号は
予定通り 1800mダート戦だが
こちらも 多頭数の登録だったが
なんと
17分の2の抽選確率くぐりぬけ
こともあろうに
ブラックエミオと同じレースに当選した
ハズレと当たり
さて どっちに転ぶか
ワンツーフィニッシュを夢見るところだ
13日の中山は 大変 楽しみになってきたぞ