自立の原点
昨日 8歳になる娘と二人で
実家近くの カラオケボックスへ行った
正月は はやり どこも 混んでおり
カラオケやるにも 40分 待たされた
「恋のフォーチュンクッキー」AKB
「潮騒のメモりー」キョンキョン
たった 2曲の持ち歌で
繰り返し 1時間半 聞かされ
頭が おかしくなりそうだ
実は このカラオケボックスは
うちの会社が大家である
平成8年6月オープンだから
今年で 18年目に突入だ
当時 総工費 1億3000万円
家賃は なんと320万円だった
そんな 家賃が 続くわけがないとおもっていたが
案の定 2年後には 半分になり
4年後には 3分の1
この間 少しずつ 毎年減り続け
12年後に とうとう運営会社がチェンジして
家賃は 6分の1になっていた
以後 現在の運営会社が
ちゃんと やっていてくれていて
今日に至る
計算してみると
紆余曲折があったが
ちゃんと 回収は終わっており
いまとなっては ドル箱である
カラオケボックスの隣には
コンビニエンスストアの跡地がある
ここの大家も 実は うちの会社で
このテナントには 現在 食堂が入っている
おそらく 地元では一番 人気のあるお店であろう
私の経営者としての原点は
実は ここの コンビニ店長から スタートである
平成2年か3年ころだ
もともと 私は 酒屋の息子であり
酒を売るコンビニは当時では 珍しく
一時は 大変 流行っていたものの
私は 4年後に経営権をすべて譲渡して
同時に 始めていた不動産屋に特化した
コンビニで学んだ経験は いまでも
私の教科書である
明日
来るかもわからないアルバイトを雇ったり
弁当やおにぎり仕入れは 天気予報や曜日、イベントなど
様々な情報をキャッチして
できるだけ ロス=廃棄を少なくすること
つまりは「適量」を発注するわけだが
これは 極めて 困難な作業である
今でも 思うが 競馬の予想より
弁当の発注の方がはるかに難しい
また、
コンビニを利用する 大半のお客さまは
雑誌⇒飲料⇒弁当の流れで
店内を歩くわけだが
これは 店側の仕掛けであり
実は 私たちは そのように歩かされているのである
人で悩み
仕事でつまずき いろいろ 考えたりする時
弁当発注の苦い思い出のせいか
裁判所の競売入札の金額で いろいろ悩んでしまう時も
実は ここの場所に来て 車の中で考えている
私の聖地であるこの場所で
今年
一発目に 放った 私の歌は
斎藤和義
「ずっと好きだった」
いまでは 佐野元春よりも
十八番に近い 持ち歌になってきたが
「恋のフォーチュンクッキー」も
なかなか いい出来に仕上がってきており
今度 皆様の前で 振り付きで お見せしたいと願っている