伊勢神宮参拝記③ いよいよ内宮へ
かしこい大家さん こんにちは
伊勢神宮参拝記 第三回目をお送りします
外宮の3別宮を参拝後
私たちは 神路通りに向かいました
この神路通りは 文字通り 神様がお通りになる路
ですから 中心を歩くことは
絶対にいけません
8分ほど 歩いて
外宮の城外にある別宮
月夜見宮に到着いたしました。
⑥月夜見宮は
月の神様
月夜見尊(つきよみのみこと)と
月夜見尊荒御魂(つきよみのみことあらみたま)を
おまつり申し上げている御宮です
後述します
皇大神宮別宮の月讀宮(つきよみのみや)に
ご鎮座する
月讀尊と御同神で
ひとつの社殿に
荒御神も一緒にお祭りされている
大変珍しい御宮です。
この月讀尊(つきよみのみこと)や
月夜見尊は
いざなぎの尊(みこと)
の右目から生まれた神であり
天照大御神の弟に一人とされております。
太陽の神である天照大御神に対して
月讀尊は夜を治める月の神様
月を読む
つまりは 暦を意味するため
暦が重要とされる農業と
海の守護神と言われております
この別宮参拝をもって
外宮の参拝を
無事 終えることができました。
時間は 朝の6時30分
次は
⑦内宮へ 向かいます
今回 初めて 伊勢神宮を参拝させていただきましたが
私にとって 生涯忘れられない経験となりました
皆様は
いつも 神社には 一人で行くか
家族で行くことが多いでしょう
また、
会社の同僚や上司のケースもあるでしょう
ところが 今回の旅は
男12名で
しかも 礼装姿です
礼装ゆえ 引き締まった気持ちで
表参道日除橋(おもてさんどうひよけばし)を渡り
無駄口ひとつ しゃべることなく
正宮へ向かって
歩いていくにつれて
何故か 不思議と
大変 居心地がいい
清らかで 落ち着く
そんな
気持ちになることができました。
式年遷宮によって
20年に一度新しい御宮が建つからこそ
清らかさがそこにあると言われていますが
いや それだけではありません
いつもは
冗談ばかり言い合っているけれど
厚い信頼と絆で結ばれている仲間が一緒だからこそ
こうした気持ちになれるのだなと強く 思いました。
青年会議所を卒業以来
年に二、三度 会う位にすぎませんが
久しぶりにあっても
仕事や俗っぽい話をすることはありません
参加メンバーはすべて経済的に自立した
社長ばかりですが
よくよく考えてみると
自分の生き方や考え方が近い人たちが
自然に集まってきている
こうした人のつながりによって
私は
少なくとも 生かされている
よく考えてみれば
こうした伊勢神宮参拝を企画してくださった
先輩も
周りの人たちにも 幸せになってほしい
そんな強い気持ちがあってからこそ
私たちに 声をかけてくれたのでしょう
私にも こうした相手を思いやる気持ちが
まだまだ かけている部分であり
自分のご利益(りやく)の前に
まずは 相手の幸せ
参拝を通じて強く感じた次第です。
~つづく~
私は 20年後の式年遷宮に
元気な体で 参加したいと思っております
72歳です。
ぞっと しますが これも現実
今回 ブログで7回
伊勢神宮の事を書こうとおもっておりますが
これも20年後のために
自分がどんな気持ちで今回 参拝し
その後の 気持ちの変化や神恩によって
どのように お導きをいただいたのか
52歳からの20年を振り返りながら
72歳を迎えたいと思います
もうしばらく 伊勢神宮参拝記 におつきあいください