かいこい大家さんでも、危険がいっぱい 地盤調査編 ①

2010年01月22日
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 かしこい大家さんが、物件の仕入れのとき、建物ばかりに気が向きますが、土地の地盤について考えたことがありますか?

この辺は、「水がいいとか」、「地盤がいいから大丈夫だ」、となんら根拠のない近所の人のを聞いて、購入するとエラめにあうことがある。

うまいと言っていた地下水を、ちゃんと調べてみると、大腸菌だらけだったり。

地盤を調査すると、改良工事が必要な軟弱地盤だったりするわけだ。.

 

 すると、ふと疑問に思うことがある。

土地評価をする機関が、土地の査定評価をするのに、地盤を調査しないでどうやって土地の評価がでるんだろうっと?

だって、同じ隣接土地でも、※地耐力が全く違う場合があるのに(たとえば、田んぼを埋め立てたとか)

軟弱地盤(なんじゃくじばん)と判断された場合とそうでない地盤では、家を建てる時の建築費が、全然違ってくる。

地盤改良工事といって、軟弱地盤だと、建物過重に耐えられるだけの地耐力まで、改良工事をしなければならない。

その費用、一般住宅の場合、60万円から100万円くらいまでかかる。

そう考えると、真の土地評価とは、その分下げなければならないのではないかと思うのだが。

※地耐力 一般に木造2階建ての住宅の場合、㎡あたりの建物加重は、6KN/㎡から10KN/㎡(キロニュートン)程度が必要だ。実際の生活加重を考えて、その3倍の地耐力があれば安全とされている。つまりは、30KN/㎡あればよい。

 

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鈴木正浩
すずきまさひろ

1961年5月5日生まれ

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学(MBA)修了。千葉県匝瑳(そうさ)市出身。
29歳で地元千葉において、不動産仲介会社を創業。現在は、アパート管理件数はダントツの2000戸を数える。
2009年12月、独自のノウハウを詰め込まれた著書、「25年間アパートの利回りが下がらない<<超裏技>>不動産投資術」を出版

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