伊勢神宮参拝記⑧ 瀧原宮から伊雑宮
かしこい大家さん こんにちは
伊勢神宮参拝記 第8回目
当初 7回で終わるはずでしたが
あともう少し お付き合いください
このあと
お白石持行事のお話が残っておりますので
これは2回にわけて
書いてまいります。
月讀宮参拝後
バスにて 移動
度合郡大紀町瀧原に
ご鎮座する
⑰瀧原宮(たきはらのみや)へ
参拝しました
この御宮は
⑰瀧原宮
⑱瀧原ならびの宮の
2宮からなり、
古くから「大御神の遥宮(とおのみや)」と
呼ばれております。
いずれも天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)
を御祭申し上げております。
参拝順序は
瀧原宮⇒瀧原ならびの宮の順で参拝します
両宮に 天照大御神御魂を御祭するのは
内宮の正宮と荒祭宮の2つの
御魂をおまつりする形のルーツとなる御宮です。
長い参道を歩きますが、
両サイドには 神杉が生い茂り
谷川には 御手洗場があります。
私たちは すでに そこまで下って
歩く気力もなく
ご参拝させていただきました。
到着時の参拝者は
私たち12名だけの静かな御宮でしたが
10分後には あっという間に
大型バスの観光客でいっぱいになり
騒々しい参拝になってしまいました。
でも これもご利益です
少し時間がずれましたら
うっさい おばちゃんたちで
大変なことになっておりました
このあたりから
雨が降り始めてきましたが
小走りに長い神杉を歩き
バスへ向かいました
次の目的地は
志摩市磯部町上之郷にご鎮座する
⑲伊雑宮(いざわのみや)です。
この御宮は 古くから瀧原宮とともに
「大御神の遥宮」と呼ばれ
天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)を
御祭申し上げております。
後述します倭姫命(やまとひめのみや)が
伊勢神宮へお供えする神饌(お食事)を探していた時
海と田畑に恵まれたこの地を見つけて
御宮を建てて天照大御神御魂を御祭しました。
いま 話題のあまちゃん(海女さん)の信仰を集めるほか
毎年6月には 隣接する 御料田(ごりょうでん)で
御田植式が行われます。
神様の田んぼ といわれております。
~つづく~