死後の世界がある
かしこい大家の皆様 こんにちは
鈴木正浩です
皆さまは お盆の夏休み いかがお過ごしだったでしょうか?
私の田舎は 当家の主にとっては
13日から15日の間は
基本的には 家にいなければなりません
特に13日は 「新盆(にいぼん)まわり」という習慣があります
新盆(にいぼん)とは故人の死後
四十九日の忌明けを過ぎてから初めて迎えるお盆の事をいいますが
初盆(はつぼん)などとも呼ばれ
僧侶や知人を招いて法要を行います
私らは その初盆を迎えた家にお邪魔して
死後 初めて 家に帰ってきた 故人に会いに行くという習慣が
この新盆まわりなのです
必然的に
この一年間でお葬式に伺った家々を
一軒一軒まわるわけですが
平均しますと 20件くらいはありますので
13日の午後は この時間で 終わってしまいます
そして やっと帰ってきて 一息する間もなく
今後は お寺に出向き
先祖をお迎えにいく行事が待ってます
近年は すごく簡素化されていますが
ナスやキュウリで 先祖をお迎えにいく動物
そして あの世へ帰るための動物をつくったり
藁でハシゴをつくったり
団子、アンコ、キュウリやナスを細かく切ったお供え物など作って
先祖をお迎えする準備をします
私にとって お盆はとても大事な行事で
長男という使命感もありますが
ほかにもう一つ 理由があります
それは 私が17歳の時
祖父が亡くなりました
亡くなった朝
私の夢に弟がでてきて「おじいさんが6時10分に亡くたった」
と私に告げました
普段は うなされることはないのですが
寝汗を書いて 苦しくて 目が覚め
6時40頃だった記憶がありますが
家族に縁起でもないこの夢の話をしていたら
入院先の病院から電話がなり
「6時10分に亡くなった」と告げられたのです
電話の前に 私はこの 話をしてましたので
結果 家族が証人になってしまい
一時 預言者的な扱いを受けた記憶があります
それ以降
何かしらの 死後の世界があるのではないかと感じていて
お盆に帰ってくる先祖に
一年間の報告をするというのが
私のお盆への思いであります
ですので いろいろお誘いをいただきながら
遠出ができずに 申し訳ございません