大家の宿命とは

2015年12月25日
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私は大家として

また

アパート2000世帯の管理者として 

25年以上の経験があるが

この間

最悪の経験をいくつかしてきた

 

 

 

不幸は突然 やってくる

巷あふれる

尊大なカリスマ大家さんでも 

こればかりは 防ぐことはできない

 

 

 

 

 

 

 

 

謙虚な大家さんも 

分母(世帯数)が多ければ多いほど 

その確率は高まる

他人事ではない

今日 いま 起こり得る事態である

 

 

 

自殺 これは 3度 経験した

全くシャレにならない

 

 

 

 

 

 

亡くなった遺族への お悔やみの言葉など

全く ない

それどころか ふざけんな

とケンカが始まったケースもあった

管理会社の責任も問われた場合もある

なんで こんや奴を入居させたのかと

 

 

 

 

 

 

 

 

自殺物件には

事故物件の証明書が発行される

(重要事項説明書明記)

 

 

 

 

 

 

 

 

家賃は50%減

2年入居者決まらず 

俗にいう家賃30%減と言われているが 

それより 酷い状況である

 

 

 

 

 

自殺後の遺体の処置についても

所説言われているが

身内が居ないケースに至っては 

とても面倒で 我々も 結構 大変な思いをした

だから 身元保証人は 大事である

 

 

 

 

自殺未遂 これも数度経験したが

忘れない事件は

灯油をかぶり 自殺未遂したケース

男女の痴話げんかから 女が灯油をかぶり

アパート全焼

 

 

 

 

6所帯

入居者全員(総勢20人ちかく)が 

パジャマ姿で 路頭に迷う

朝4時の出来事である

 

 

 

 

 

 

 

殺人事件もあった

アパートでケンカが始まり

相手をぶん殴り 

殴られた相手が 帰宅時に 道端で死んでいたケース

現場検証後 アパートは取り壊された

 

 

 

 

 

幽霊事件もあったぞ

これは 文字通り 幽霊が出た話

1人は 畳の中から女が出てきて

首を絞められた と 言いがかり

 

 

 

もう一件は 

友だちが 火の玉を作った悪戯が原因で

このケースは裁判まで 発展した

 

 

 

 

 

 

ある日 突然 不幸はやってくる

 

 

 

 

 

偶然は準備不足を助けない

パスツールに学びながら

備えるべき 最善の準備をする

その備えこそが 大家の宿命であると感じる次第だ

 

 

 

 

 

起きたことが 宿命ではない

必然と思えば いろいろな対策が浮かぶ

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鈴木正浩
すずきまさひろ

1961年5月5日生まれ

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学(MBA)修了。千葉県匝瑳(そうさ)市出身。
29歳で地元千葉において、不動産仲介会社を創業。現在は、アパート管理件数はダントツの2000戸を数える。
2009年12月、独自のノウハウを詰め込まれた著書、「25年間アパートの利回りが下がらない<<超裏技>>不動産投資術」を出版

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