もらい火
2015年09月21日
まったく ついていない
ラーメン屋の換気扇から 噴出した 火によって
私が所有する駅前ビルの
ALCの壁が 大きく えぐられてしまった
ALCとは、「Autoclaved」(高温高圧蒸気養生された)
「Lightweight aerated」(軽量気泡)
「Concrete」(コンクリート)の頭文字をとって名づけられたもので、
「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」の意味を持つ
ALCは1920年代にスウェーデンで開発されて以来
ドイツやオランダなど、ヨーロッパを中心に
世界的に発展してきた歴史ある建材で
耐火性、防火性、強度など建築物に求められる
数多くの性能を高いレベルで満たすため
外壁材としてはもちろんのこと、床下地や間仕切り壁
屋根裏の下地及び鉄骨建築用の耐火被覆など
様々な建築部位に使われているはずだったが
意外と もろいことが わかった
それでも さらなる延焼を防げたのは
この壁のおかげか とも 評価できるが
正確な判断はつかない
とにかく もらい火は もらい損である
しかも 失火法の ふざけた保険により
失火元が 謝罪にもこない
被害は一部 えぐられ
3階の壁までススだらけであるが
保険会社の評価員の冷めた言葉に怒り心頭
去年は 自殺された部屋で一苦労して
やっと 入居がきまり(家賃40%ダウン)
今年は 火事ときて
大家のリスク 大きく感じている今日この頃だ
くそっ!!!!